1兆円以上とされる民放負担も重いことでしょう。それなのになぜ「地デジ、地デジ」と煽るのかと思ったら、コッソリと甘い汁を吸おうともくろむ連中がいたということです。
元特定郵便局長の世川行介氏の調査によると、地デジ化推進の背景には、総務官僚OBらが天下り理事として名を連ねる複数の財団の存在があります。
地デジ計画と並行して設立された「電波産業会」は国から2年間で約400億円もの補助金が交付されています。しかも、官僚OBの専務理事の年収は1700万円にも上るといいます。
地デジに関する技術、規格などを一手に握る「デジタル放送推進協会」の官僚OBも月収140万円と破格だそうです。ほかにも、出張規定では「鉄道はグリーン車」としていたり、年収2000万円前後の官僚OBがいたりする地デジ関連法人がゴロゴロあるということです。
国民に出費を強いていて、お手盛りで甘い汁を吸う人がいるのは、感心しません。
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