2011年8月22日月曜日

長崎大・山下俊一教授への批判

 長崎大学の片峰茂学長は623日、福島県の「放射線健康リスク管理アドバイスイザー」を務める山下俊一・長崎大学大学院教授を一部民間団体などが批判していることについて「山下教授は専門家として、原発事故による健康影響を一貫して科学的に正しく発言している」とするコメントを発表しました。

山下教授については、複数の団体が「低線量被爆のリスクを軽視している」として解任を求める署名活動をしています。片峰学長は「放射線による健康リスクについてはさまざまな見識が流布され、ある意味で混乱の極みにある」とし、山下教授らが重要な役割を果たしていると強調。「被爆を体験した大学として支援を続ける」としています。

長崎大は山下教授ら延べ100人以上を福島県に派遣している。わたしは、山下教授は、付和雷同せずに正しいことを話され、実行されていると思います。これは、以前に書いたとおりです。

先日、テレビを見ていますと、ローマの石畳で計ると、日本よりも数倍、数十倍の値が出ていました。ブラジルの海岸では、もっとひどく1000倍以上の数値になっていましたが、土地の人はここで長く住んでいるが、ガンにも罹るひとが多いわけではないと語っていました。数値には、あまり驚かされることなく、山下教授のような自らも原爆の被災者であり、長く研究されているひとの意見に耳を傾けるべきではないかと思います。

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