死んだ細胞の数だけ、新しい細胞が、「細胞分裂」の形で生まれています。つまり、2,3ヶ月でカラダの細胞は全部入れ替わってしまう計算になります。細胞分裂は、もとの細胞のコピーを作ることですが、細胞の設計図であるDNAをコピーすることが一番大事になります。
DNAをコピーする際にミスをすることがあります。これが突然異変で、一日に数億回も起こると言われます。
この「コピーミス」が起こらなければ、現在の私たち存在しません。38億年前に誕生したバクテリアのような生き物はいつまでたっても、同じDNAのままで進化せず、変わらないからです。DNAのコピーミスは「進化の原動力」なのです。
DNAを正確にコピーできなかった細胞は、「出来損ない」であって、まずは生きていけません。
ごくまれですが、コピーミスの結果、「スーパー細胞」が生まれることがあります。その特徴は「死なない」ということです。ある遺伝子に突然変異が起こると、細胞は死ぬことができなくなり、とめどもなく分裂を繰り返します。
0 件のコメント:
コメントを投稿