米国は、多数の兵員と艦船をもって、歴史的規模の支援をしてくれた。ドロだらけになって働く現場で、米軍兵士たちは『家族を助けるのと同じ気持ちです』と言った」といいます。
「誰か真の友人なのか。1万6千人の兵員を動員し、いまなお東北を助け続ける米国なのか。15人の援助隊を1週間派遣してきただけで、その後も日本へ偵察飛行を繰り返す中国なのか」とも岡本氏は書いています。
「大震災は、日本が世界で一人ではないことを教えてくれた。それなのに、である。政府は復興財源として、ODA(政府開発援助)を1000億円以上減らすことを決めた。自民党の反対で削減幅は半分になったが、財源論議の前に先ずODA削減を宣明し、世界からの恩を仇で返そうという発想は改めてほしい」と嘆いています。果たして、国民の何割が、このことを知っているのでしょう。マスコミもさぼらずにちゃんと調べて報道してほしいものです。
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