「ヴァーチュ」は貴金属や蒔絵を使ったモデルなど、1台60万~2000万円の高級機を販売していました。契約者向けに飲食店やホテルなどを電話で予約・手配できる「コンシェルジュサービス」も提供しています。
NTTドコモから回線を借りて仮想移動体通信事業者(MVNO)としてサービスを提供してきましたが、8月末で契約を終了します。
ノキアは世界一の携帯端末メーカーですが、最近は、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」などのスマートフォンに押され、収益が悪化しています。このために事業の再構築を急いでいます。
日本の携帯も「ガラ携」といわれて、日本でしか通用しない携帯端末になっていましたが、「スマ携(スマートフォン携帯)」で世界に乗り出していけるか、ノキアの失速は、とても他人事とは思えません。
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