2011年7月25日月曜日

公務員給与2割削減(2)

昨日からの屋山太郎氏の内容です。

「給与の1割削減には応じるが、人勧制度をいじってほしくない。この連合の思惑に応じ、民主党は人事院を廃止し、「公務員庁を設置」する詐術を編み出した。公務員庁が民間準拠の賃金を発表すれば、従来の人勧制度が名前を変えて、そのまま存続するわけだ。

世間の常識では、こういうのをペテンという。1割削減で浮くカネは3千億円弱に過ぎない。

 自民党政権の末期、公務員制度改革を主導したのは、安部晋三首相と渡辺喜美行革担当相である。関連法案は次の福田康夫首相の時に成立したが、後継の麻生太郎政権にかけて骨抜きにされた。

脱官僚、天下り根絶を叫ぶ民主党政権になれば、改革は進むと期待した。が、公務員制度の改革を嫌う連合と人事制度の存続を願う官僚が結託、実質はまったく変えず3千億の目くらましで国民を騙そうという」と長く引用しましたが、まったく腹が立ちます。政治家がだんだん悪くなっているようです。これにともなって、公務員もだんだん仕事をしなくなったように思えます。これは、わたしだけでしょうか。

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