三菱UFJフィナシャル・グループの永易克典社長は、日本経済新聞記者に対し、中国事業の中長期戦略を明らかにしました。認可済みも含め16ある現地法人の拠点数を2倍以上の37へと増やすとともに、企業向け取引の拡大をテコに業務粗利益は5年以内に300億円程度(2010年度)から1000億円へ伸ばす計画です。そして中国大陸で「外資系銀行トップ」をめざすといいます。 中国現法「三菱東京UFJ銀行(中国)」はこのほど14番目の拠点となる青島支店を開業しました。
中国現法の業務粗利益は、11年度予想が400億円程度。10年度の国際部門の粗利益は5778億円で、中国現法はまだ5%にすぎません。
個人向け(リテール)金融は「富裕層向けを中心に徐々にアプローチしてきたい」とし、当面は本格参入しない姿勢を示しました。

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