2011年11月21日月曜日

男の老前整理(1)

 老いる前に本当に必要なものをいかに整理したらいいか。「老前整理」を行うタイミングはいつが相応しいのでしょうか。

これに対して、くらしかる代表の坂岡洋子氏は、「人生の大きな区切りを迎えた時がお勧めです。たとえば、定年を迎えた時、子どもが独立して家を出た時、還暦を迎えた時など」と話しています。

老前整理チエックリスト。5個以上ある人は「老前整理」の必要があるそうです。チエックしてみてください。

□1年に1度も着ないスーツを3着以上持っている

□ネクタイを30本以上持っている

□下駄箱の中に履かなくなった靴が5足以上ある

□一度会っただけの人の名刺を5年以上保管している

□毎年年賀状のやり取りだけの人が30人以上いる

□昔の彼女の写真やもらった手紙、プレゼントを保管している

□独立した子どもの洋服やおもちゃを保管している

□本棚に2年以上読み返していない本が50冊以上ある

□レコード、CDDVD100枚以上持っている

□ゴルフ、釣りなど過去にはまった趣味の道具を保管している

モノの整理の前に考えておくべきこと

「老後の人生についてのビジョン」(坂岡氏)が何より必要だ。これが明確なら、必要なモノ、不要なモノの峻別が容易になると語っています。

たとえば、毎月ゴルフをやってきた人がいるとしましょう。よく考えると、ほとんど接待ゴルフで、スポーツとしてゴルフが好きなわけではなかった。定年後の週末はゴルフよりもボランテイア活動に精を出したい

こんな人は思い切ってゴルフセットを捨てていい。

続けるコツ、効率をアップするコツ

最初は115分、1日抽斗ひとつから始めましょう。無理をしないことが大切です。いわば50年、60年の人生の垢を落とす作業です。1年ぐらいじっくりと時間をかけてもいい。

楽しく作業するための工夫

カレンダーの、整理をした日のところにシールを貼ること。

「使う」と「使える」の違いを理解する

モノを整理する時に、これは「使える」から取っておこう、「使えない」から捨てようと考える人が多い。

コレクションを整理するコツ

女性の場合、捨てられずに増えていくものの典型は服。一方、男性の場合は本、CDDVDなどを始めとする趣味で集めたコレクション的なモノ。

 本などを置くスペースを「ここまで」と決める。今はもうやらなくなった趣味に関する本……こうしたものは思い切って処分する。

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