夏目漱石は『永日小品』に所収されている短編『モナリサ』にてこの絵を扱っています。作中での絵の扱いは「気味の悪い顔」、「縁起の悪い画」と評されています。
松岡圭祐のミステリー小説『万能鑑定士Qの事件簿IX』で、37年ぶりに『モナ・リザ』が日本で公開されるというフィクションが描かれ、「瞳の中の文字」も題材に扱われています。作中、『モナ・リザ』の裏面に「H29の文字」「ジョコンダの走り書き」「王立美術館の赤いスタンプと316という数字」があるという記述は事実に基づいており、2011年春に日比谷公園で開催された『ダ・ヴィンチ展』のレプリカ展示品で確認できました。
1950年6月10日、ナット・キング・コールがバラード『モナ・リザ』をこの絵に捧げた歌として発売しましたが、300万枚の売り上げを記録しました。
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