酷暑に見舞われた昨夏の東電管内の最大電力需要は7月23日の5999万キロワットでしたが、東電が今年7月末に想定する電力は最大5500万キロワットです。揚水発電を抜きにしても、計算上は電力不足を十分に回避できます。
東電は21日午前9時現在、震災の影響で広野火力発電所2,4号機、常陸那珂火力発電所1号機を停止中。これらの出力と、福島第1、第2原発、停止中の柏崎刈羽原発2,3,4号機の出力を足すと合計1499.6万キロワット分が止まっていることになります。
東電の公式データによると、2009年末の発電実績の合計は7769.2万キロワット。そこから1499.6万キロワットを引くと、最大6269.6の供給力があるはずなのです。
そんな計算結果を見ると、本当にこの夏に電気が足りなくなるのでしょうか。
(明日に続く)
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