同誌の記事によると、先月16日、福島県の田村市などにタンクローリー35台が到着しました。ガソリン不足に苦しんでいた被災者には朗報だったが、前日夜、玄葉氏からエネルギー庁資源・燃料部政策課の幹部に電話で、こんな要請があったといいます。
「田村市、いわき市、南相馬市にガソリンを配給してくれ」
玄葉氏は福島3区選出で、田村市は選挙区です。
供給先には、玄葉氏の高校時代の同級生が社長を務めるスタンドも含まれていたといいます。
これが事実なら、東日本全体がガソリン不足に陥っていたなか、玄葉氏が閣僚兼党幹部という権力を濫用して「利益誘導」をした疑いが高まります。
玄葉氏は同誌の取材に「原発周辺地域の住民にガソリン等の供給を行うよう、内閣総理大臣からエネ庁に指示があり実施された。選定に際し、田村市のスタンドを優先したとの事実はない。私から指示を行った事実もない」などと回答しています。
閣僚を務める人は、常に身を潔白にして、後ろ指を指されないようにしないといけません。急に偉くなって、何様にかなったつもりでしょう。見苦しいものです。
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