2011年5月21日土曜日

モナリザの遺骨調査(1)

 イタリアの研究チームは45日、レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」について、モデルとされる女性の遺骨発掘調査を27日開始すると発表しました。

遺骨を特定できれば復顔作業も行い、謎に包まれた「素顔」に迫るというものです。

研究チームは、モデルとされるリザ・デル・ジョコンドの遺骨が、イタリア中部フィレンツェの修道院の地下に埋葬されていると結論づけました。遺骨が見つかれば、フィレンツェの別の教会に埋葬されている2人の息子の遺骨とのDNA鑑定で身元を最終確認します。

チームを率いるシルバノ・ビンチェティ氏は、「ついにモナリザのモデルの素性について結論を得られるかもしれない」と話しています。

モナリザのモデルについては、フィレンツェの裕福な商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻だったリザとする説が有力ですが、別人説や「実は男」などの異説も多く、長らく美術上の謎となっていました。

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