2011年5月8日日曜日

菅内閣の震災対応(2)

 しかし、一番悪いのは言うまでもなく、トップの菅総理である。

これまで国家のトップを数多く取材してきましたが、今回は呆れました。震災後に官房副長官を藤井裕久氏から仙谷由人氏に代えて、新設の大臣ポストも乱発しています。天災は戦争で言えば、奇襲攻撃を受けている状態。そんな時に人事異動にかまけてる軍隊が満足に戦えるわけがない。国難となれば、指揮命令系統はいじらないのが常道。菅政権にはそんな心構えもない。報道する側としても“この政権はダメだ”と思っています。

と書いています。これまでの自民党政権に愛想をつかして、民主党政権を選びましたが、大差ないようです。悪いのは、連合赤軍のように危険な権力を振り回している点です。困るのは、連合赤軍は、狂ったグループの中だけでしたが、政府はそういうわけにはいきません。菅さんは、己の力のなさを静かに反省し、首相を降りるべきでしょう。不思議なのは、誰がみてもガタガタ内閣と思うのですが、それでも支持率が20%あるということです。そろそろ支持率の測定の仕方も見直すべきではないかと思います。なにか致命的な欠陥がありそうです。

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