仕事で青海省の省都の西寧に来て、昨日(14日)、玉樹で大地震があったことを知りました(このブログは、西寧からシンセンに17日に戻って書いています)。玉樹は青海省の南西の端にあります。
シンセンから、西安経由で西寧に入ったのですが、西安では2時間以上足止めを食いました。兵士や救援物資の輸送を優先したために民間航空機の離着陸は、相当に制限を受けました。夕方に着いてホテルで打ち合わせをしておりますと、俳優のジェット・リーも到着しました。紹介しますということで、写真のように一緒に写りました(写真1)。地震が起こってすぐに被災地に来るとは、感心しました。社会的義務も十分に考えているようです。四川大地震やその後の地震の経験もあるのでしょうが、役割も十分に身に着いているようです。
西寧空港に降りますと、軍用トラックが何十台も列を組んで走っています。中には、兵士が、荷台に座ってじっとしています(写真2)。ここから、被災地の玉樹までは、約800キロです。かなりのところまでは、高速道路があるのでしょうが、それにしても大変な距離です。横になることも出来ず、到着までにぐったり疲れそうです。
17日に西寧空港からシンセンに戻るときには、救援物資が、段ボールに入って山のように積まれていました。青海省は滅多に雨の降らないところですので、テントなしでも問題なさそうですが、細かい砂が口にも入って来ますので、そちらの方が心配です。これ以上の死者が出ないことを祈るばかりです。
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