2010年3月4日木曜日

マレーシアで女性に初のむち打ち刑執行

 2月9日、イスラム教徒の女性3人に対してむち打ちの刑が初めて執行されました。理由は、3人が配偶者以外の男性と性行為をしたためで、1月までにイスラム法廷で判決を言い渡されていました。昨年7月には、ナイトクラブでビールを飲んだイスラム教徒の女性モデルがむち打ちの刑を言い渡されています。しかし、国際社会からの反発が大きく、刑執行が延期されました。
 イスラム教では、女性に対しては、非常に厳しいようです。このむち打ちの刑を見た人がいましたが、非常に惨い刑のようです。むちは、かなり太いもので、皮膚は破れ、全治までには、かなりの時間がかかるそうです。こういう刑は、見せしめの要素があるので、公開処刑であったのでしょう。女性は、浮気をすると、このような刑を受けますが、男性は受けません。これまで、イスラム教の国でもイランなどに比べて、マレーシアは厳しくなかったように思いますが、徐々に厳しくなって来ているようです。それだけに性が乱れているのでしょうか。

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