私自身も数年前、歩道を歩いている時、後ろから猛スピードで走ってきた自転車に衝突され、横転しました。幸い骨折や後遺症もなくてすみましたが、あのときのショックと恐怖はいまだに忘れられません。
事故は決して人ごとではありません。
実際の事故の補償にも役立ちますが、保険の効果はそればかりではありません。応分の費用負担が生じることで、自転車の乗り手に安全に対する意識の向上が期待できる。自転車の利用者には、自転車は歩行者ではなく、クルマの延長線上の乗り物であり、歩行者にとっては凶器にもなり得るという自覚を、保険を通じてぜひ持ってほしい。
歩行者の多くいる歩道では自転車から降りて押す、百歩譲って、せめて最徐行するぐらいのマナーがあれば、ここまで目くじらをたてることもない。もはや利用者の良識に期待する段階はすぎたと考えています」と山内氏は語っています。
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