2011年6月22日水曜日

東電の債権放棄に稲盛氏がけん制

 日本航空の稲盛和夫会長は518日の記者会見で、枝野幸男官房長官が東京電力の債権放棄を金融機関に求める趣旨の発言をしたことについて「(日航のように)会社更生法が適用された場合は債権放棄もあり得るが、何にもない中で債権放棄というのは問題ではないか」との見解を示しました。

「賠償問題はあるが、東電はまだ健全な会社だ」と指摘しました。

たしかに東電は、資産も8兆円以上あるともいわれており、独力でも賠償問題を含めて対応できると思われるのに能力もない船長がたくさんいるように思われます。まずは、東電自身で今後どうやりたいのかを聞くべきでは。国は、これに対して手を貸す形でいいでしょう。国が口を出すと、だいたいうまくいきません。

しかし、今回の東電の問題は、いろいろ問題があります。まず、東電はなにもせずに電気料金を値上げしています。これに各電力会社が便乗値上げをしています。まず、経費を削減すべきです。社員の給与も高く、年金も通常の民間企業の倍以上といわれています。JALの場合は、これを圧縮しましたが、東電をはじめとする電力会社も圧縮すべきでしょう。そのためには、東電は一度倒産させた方がいいのかも分かりません。

それからでしょう。債権放棄が動くのは。

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