2012年3月22日木曜日

薄熙来の失脚

 現在、全人代が開催中ですが、太子党の中心人物の一人である薄熙来重慶市党書記が次の習近平体制の要職からはずされました。表向きの理由は、全人代での態度が指導者として非常に悪かったというものです。

薄熙来氏については、元副首相の呉儀氏が毛沢東といい、日常の態度の大きさを揶揄していました。そして、今度、重慶市幹部の王立軍氏が、成都のアメリカ領事館に逃げ込み、保護と亡命を依頼しました。薄熙来氏の悪行の証拠はすべて持っているそうです。

アメリカは、この件をカードに使おうとするでしょうから、にわかには明るみに出ないでしょう。しかし、発言・発表の自由を謳うアメリカですから、いずれ明らかになるでしょう。



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