4つの習慣とは、
① 口30回噛む、
② 野菜から食べる、
③ 朝食は抜かない、
④食べ放題、飲み放題の店には入らない。
です。野菜はカロリーが少ないので、野菜で満腹になれば自然とカロリー制限が実践できるからです。野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルやフィトケミカルなど健康維持に必要な栄養が豊富に含まれていますが、これらの成分はカロリーが少なく、エレルギー源にはなりません。
厚生労働省の推奨は1日350グラムの緑黄色野菜の摂取、毎食に換算すると約120グラム。さらに、果物は1日に200グラム。毎食換算で約70グラム。野菜はカロリーが少ないが、ドレッシングは意外と高カロリーなので、かけすぎないことも上手なカロリー制限のコツです。
野菜には食物繊維が含まれているので、コレステロールや食品添加物、ダイオキシンなど体に害を与える物質の吸収阻害効果も期待できます。ここで注意すべきは、食物繊維は胃や小腸や大腸など消化管からは吸収されないので、一旦吸収された血中のコレステロールは減らすことはできないということです。食べる順番を間違えるとほとんど意味をなさないと白澤氏は書いています。
米国テネシー州ナッシュビルのバンダビルト大学のキ・ダイ博士らの調査では、野菜・果物ジュースを週1回未満しか飲んでいなかった群では、517人中30人がアルツハイマー病を発症したのに対して、3回以上野菜・果物ジュースを飲んでいた群では、785人中22人しかアルツハイマー病を発症していないことが分りました。
週1〜2回飲んでいた群では、257人中11人がアルツハイマー病を発症していました。週に1〜2回の野菜・果物ジュースでは不十分で、毎日の摂取こそがアルツハイマー病の予防には必要だということです。ビタミンC,ビタミンE、βカロテンによる予防効果は確認されませんでした。サプリではなく、複数の野菜・果物の摂取が重要だと分かります。
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