今から100年ほど前、人類は放射線を発見し、原子力をエネルギーに変え、電源として使えるようにしてきました。
核物質から出る放射線というものが、人間の体を素通りして、内臓を傷付けてしまうために、人間は異常なまでの恐怖心を抱いています。そもそも太陽の光や熱は核融合で出来たものです。
文明の発達というのは常に危険との共存でした。科学技術というのは失敗してもまた挑戦する、そして改善していく、その繰り返しです。
我々が今すべきは、原発を止めてしまうことでなはく、完璧に近いほどの放射線に対する防御策を改めて講じることです。
原発を捨て自然エレルギーが取って代わるべきだという議論もありますが、それこそ、文明に逆行する行為です。たとえ事故を起こしても、一度獲得した原発の技術を高めていくことが発展のあり方です」。
東工大出身の技術者だけに、反核・反原発を唱える人は、「蒙昧」でしかないと痛烈です。なにごとも正があれば、反があります。いずれにしても、こういう類のものは、慎重に、慎重に対処すべきです。
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