平野氏はその書面で、〈登石裁判官は憲法に対する職務を著しく怠っただけでなく、憲法原理さえも冒涜した〉と指摘し、〈適格性や資質に重大な欠陥があり、弾劾裁判によって罷免すべきである〉と、切り捨てています。
捜査当時、麻生政権の森英介法相が、「大久保秘書の逮捕はわたしが指示した」と漏らしていたというエピソードも明らかにしています。
司法腐敗の象徴が小沢裁判というわけですが、この請求が訴追委員の賛成多数で受理されたら、登石裁判長は万事休すです。今度は訴追状が国会の弾劾裁判所に送られ、裁きを受けることになります。
「いまや司法の信頼は完全に失堕しています。報告書にウソを書き連ねた田代政弘検事が告発され、登石裁判長には訴追請求が突きつけられました。国民もネット上の論議を見ていると、大マスコミが作り出した世論への迎合ではなく、法と証拠に基づいた判決を求めています」。
森英介氏も名を連ねる訴追委員会のメンバーが、それでも請求を無視するようなら、彼らこそ国会で追及し、罷免すべきだと日刊ゲンダイは論評しています。
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