これによりますと、長年にわたり“悪しき習慣”を続けていたのは、「日本アセアンセンター」で、
ASEAN10カ国との貿易・観光事業を促進する国際機関で、81年の設立以来、09年まで省庁から出向してきた約40人に1人平均で約200万円も退職金を支給していたというものです。
同センターには政府も9割近い運営資金を負担し、11年予算では約6億円を拠出しています。外務、経産、国交省から1人ずつ出向。ほとんどが2~3年で本省へ戻っていました。
「一般職の国家公務員は国際機関に派遣されても、公務員としての身分を持ち続けるため、省庁退職時に退職金を受け取る。ところがセンター側は内部規則に基づき、本省に戻る際にも退職金を支給していた」というわけです。
政府は「二重取り」した退職金総額約8000万円について国庫返納を求めていますが、当たり前でしょう。こういったことは、調べてゆきますと、たくさん出てくるような気がします。
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