2012年1月1日日曜日

東大寺大仏殿に参詣

 わたしは、元日には、旅行に出かけていない限りは、東大寺大仏殿に参拝します。まず大仏殿に入る前に南大門の金剛力士像から見ます。このふたつの像を鎌倉時代に約2ヶ月で作り上げたとは、とても考えられません。寄せ木作りで、パーツパーツを分けて作ったためにできたのでしょうが、この工学的な取り組みに驚かされます。

次いで、この日は中門から大仏殿へと入れます。わたしがいつも行くのは、朝4時頃です。0時前後は、すごい人出だったのでしょうが、この時間は、ひと気も少なく、ゆっくりとお参りできます。寒いときは、かがり火で暖をとります。

そして、急勾配の石段を上がります。石段が急勾配なのは、自然と頭を下げさせるためと中国の人に聞いたことがあります。足元を見ずにこの石段を登るのは、危険です。したがって、知らず知らずのうちに頭を下げることになります。

石段を登ると大仏さんです。いつ見ても立派です。高さは、14.7mですが、もっと大きく見えます。

毎年、大仏さんに世の中が平和になることを祈るのですが、まさか311日に大地震、大津波が来るとは想像だにしませんでした。地震学者などは、M9の大地震が近く来ると言っていますが、わたしは来ないと思っています。そう信じています。そういえば、昨年は大地震など想定外でしたので、祈りませんでしたが、今年はしっかりお祈りして来ました。わたしも高齢者の仲間入りしているのですが、高齢者の自殺者が出ないこともしっかり祈って来ました。みんなが真剣に立ち向かえば、かならず復興します。

大仏さんが、「まかしとけ」とウインクしてくれたように思いました。きっと今年は、いい年になります。

仏さんのあとは、公平に神様にも詣りに行きます。天理市にある石上神宮です。

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