サラリーマンのように、判で押したような生活をしがちな人ほど、気をつける必要があるのです。
とくに中年サラリーマンは、要注意です。年をとるにしたがって、仕事以外のことがだんだん憶劫になり、毎朝決まった時間に出勤して、ほぼ決まった時間にきまったルートをたどって帰宅するようになっていくものです。これでは、緊張感もなくなり、自分がマンネリ化した生活を送っていることにさえ気がつかなくなるでしょう。
“妻ばなれ”“子ばなれ”が必要
どんな仕事でも、「やらされている」とおもうよりは、「やりたいからやっている」とおもったほうがはるかに楽しいものです。
これからの日本の男性は、定年後に四つ自立を求められるようになるといわれています。
“会社”を代表とする組織からの自立です。妻からの自立、このことを、“自覚”する時期でもあると思っています。
会社で働いているときから、“会社人間”にならず、自立した人間であるためには「自分で仕事を選んでいる」という意識をもつことがたいせつです。
中小企業診断士とか、不動産鑑定士など、なんらかの資格を持っている人は、のびのび生きているようにみえるといいます。
困ったことが生じると、「これはゲームだ」と思っていったということです。ゲームなら負けることもありますし、むずかしければむずかしいほどおもしろいと思い、困難に向っていったというのです。
どんなにたいへんな仕事でも、「これはおもしろいじゃないか」という、積極的な気持ちで取り組んでいくことです。一見つまらなそうに見える仕事でも興味を抱いて取り組めば、まったく違ったおもしろい面もみえてきます。
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