その際に、「そのページの上の端を三角に折っておく」のです。そして、そのページだけをあとで見返すのです。
右手で本を持ちます。左手の人差し指の腹の部分で、左上の端を触ります。そして、左から右へとページをめくっていきます。
これを最後のページまで繰り返します。
そのときに、どこを見たらいいのか?というと、左腕の手の甲周辺の全体を眺め、視線はほとんど動かしません。
そうすると、「周辺視野」が働いて、ページ全体をリーディングすることができます。
ページ全体を見ようとして、すべてを視界にいれようとするのではなく、左手の手の甲周辺の全体だけを眺めるのです。
そうすると、「周辺視野」を使うことになるので、イヤでもページ全体をリーディングすることができることになります。
そもそも、ページ全体を見ようとすると、ほとんどの人が文字を1文字、1文字見てしまうのです。
ですので、左手の手の甲周辺の全体だけを見るようにすると、文字を読まずにすみ、なおかつページ全体をリーディングすることができます。
「文字が頭に入らなくてもいいのですか?」と思われるかもしれませんが、文字は気にしなくていいのです。
「そうは言っても、どうしても読んでしまう。文字を見てしまう」という人がいるかもしれません。
あくまでも、「速読の訓練」ではなく、「感じ取る訓練」なのです。
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