「エントロピーの増量を、不可逆性の尺度とする」
という文章があった場合、1秒でよもうが、1時間ずっと眺めていようが、意味を感じることができない人には、何にもわからないのです。
「まったく知らない漢字」があるとしたら、それもよめるようにはなりません。
● 鸞
● 驫
● 麟
という漢字をそもそも読めなければ、その部分は何も感じるころができないので、飛ばしてリーディングすることになります。
つまり、自分の頭のよさ以上のものは、時間を短縮したとしても、できるようにはならないということです。
「時速150キロのボールを投げてみろ!1年間時間をやるから」と言われても、ほとんどの人にはできません。
ですが、松坂大輔投手のように、すでにできる人の場合は、1秒でできますよね?
「タイム・マジック」は、「すでにあなたができること、すでにあなたが理解できるものの場合は、時間短縮可能。逆に、よむ時間を1分に短縮してもできない」のです。
では、どうしたらリーディングの精度をあげられるか?というと、それは、「根本的にもっている知識量を増やす。それにより、そもそも理解力をあげておく」ということなのです。
リーディング能力を上げるには、基礎体力というか、基礎知識の有無に左右されるのです。
「努力だ、勉強だ。それが天才だ。だれよりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ」と野口英世は、語っています。
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