2010年12月18日土曜日

一分間勉強法(6)

(4)「ジャブKO法」で短い時間を繰り返す
 伝説のボクサー、モハメド・アリは、「倒すのではない、当てるんだ。そうすれば勝てる」という言葉を残しています。

 「1発のストレートで倒すのではなく、10発のジャブを当てる」ことのほうが、記憶は定着するのです。つまり、同じものを何回も繰り返し復習するのです。

 繰り返すのであれば、「エボングハウスの忘却曲線」によれば、20分間隔くらいで何度も見返すのが、効果的だと言われています。そして、何回も見返すのです。

 一夜漬けで覚えたものをすぐに忘れてしまうのは、何度も復習しないからです。
1分や1秒で繰り返し何度も復習するのです。それが「ジャブKO法」です。
[A]1単語を1分間かけてじっくり覚えて、1時間で60単語覚える
[B] 1単語1秒で見て、1分間で60単語を見る。それを1時間で60回繰り返す
 どちらの方が、記憶できるかと言いますと、[B]のほうがはるかに記憶を定着させます。

 これまでをまとめますと、
◎ 「視覚」を利用した勉強が、一番効率がよくて速い。
◎ 「手で書く勉強」こそが、いたずらに時間を長引かせる諸悪の根源
◎ 「朝」に集中させて勉強するほうが、効率がいい

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