2011年3月29日火曜日

東日本大震災(4)

昨日からの続きです。

ハイパーレスキュー隊を脅した海江田経産相

 東京消防庁のハイパーレスキュー隊のひとたちの献身的な放水作業を見て、これも涙せずにいられないのに、あろうことか、海江田経産相は、放水準備中の消防隊員に「速やかにやらないと処分する」と暴言を吐きました。この青二才内閣の頭の構造はどうなっているのでしょう。

この発言に石原東京都知事は菅首相のいる官邸に怒鳴り込みました。

南三陸町で最後まで避難放送をした女性職員

 涙せずに語れません。南三陸町職員の遠藤未希さんは、3階建ての防災センターで緊急放送を流していました。「早く避難してください」と何度も何度も。遠藤さんは、波とともにさらわれたのでしょう。防災センターは外壁も落ち、ガラスも割れています。残っているのは、鉄骨ばかりでした。10メートル以上の津波が押し寄せたのでしょう。遠藤さんは、9月に結婚することが決まっていました。

プロ野球選手の震災への寄付

 金額の多寡でいうわけではありませんが、多くのプロ野球選手が、今回の震災に対して寄付を行っております。日ハムのダルビッシュ選手が、5000万円寄付したかと思うと、イチロー選手が1億円寄付しました。そして、松井選手は、記念グッズの売り上げの10万円だけでした。

 今回の震災の復興には、時間がかかるでしょうが、太平洋戦争の焼け野原と違って、復興のためのお金はあります。馬鹿なところに使うよりは、目標がはっきりしています。是非、信頼の出来る、行動力のある震災復興担当大臣をおいて、不眠不休でやってほしいものです。

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