2011年3月7日月曜日

尾張の陣で民主惨敗(1)

 4月の統一地方選の前哨戦と位置つけられた愛知県知事と名古屋市長を選ぶ選挙が26日、投開票されました。市長選は前職の河村たかし氏(62)が新人3氏破って再選。過去最高得票を獲得しました。知事選は河村氏と連携する無所属新人で前衆院議員の大村秀章氏(50)が新人5氏の争いを制して初当選しました。

投票数は、次のとおりでした。

愛知県知事選

当 1502571大村 秀章(50)  無新

  546610 重徳 和彦(40)  無新

  487896 御園真一郎(57) 無新

    (国 推薦

  324222 薬師寺道代   み新

  141320 土井 敏彦   無新

  まず県知事選ですが、政権与党の民主党らが推す御園氏が3位でした。選挙は候補者選びが8割といいます。ところが民主党が選んだのは、総務省出身で年齢が上位3人では、もっとも高齢の57歳でした。

 政権与党なのでせめて3位を脱したいと412人の所属議員全員に愛知県内の有権者に電話することを命じました。普通は、名簿を用意するのですが、岡田幹事長、石井一選挙対策委員長が渡したのは、分厚い電話帳を背表紙からビリビリと破いて『はい、500人分』と渡したといいます。これには民主党議員も目が点になったと言います。

 それにしても政権与党の候補が、当選者の3分の1にも達しないとは、前代未聞です。

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