今年初めて北京に来ました。成田発9時35分のJALで、北京到着が12時30分でしたが、気温はー9℃。風がないので、少しは良かったですが、事前のチエックでは、最高気温2℃、最低気温がー9℃ということでしたので、いきなり寒さを突きつけられた感じでした。入国審査場も中国人と外国人では、明らかな差が出て来ています。ほとんどが外国人で、中国人の帰国者は非常に少なくなっています。一時は、団体の旅行客がたくさんいたのですが、いませんでした。春節前ですので、海外で勤めている人の帰国も多いかと思っていましたら、不景気のためか、非常に少なくなっていました。それでも春節直前になると増えるのでしょうが。今回、北京に来まして、シンセンなどの企業の倒産の話をよく耳にしました。海外への輸出に依存していた企業は、まさに冬の季節とともに不況が襲ったようです。北京では、さすがにまだ倒産の話は聞きませんでした。レストランもまだ不況には見えません。多くの人が、集まり、よく食べています。しかし、徐々に不況が押し寄せて来るのでしょう。中国政府は、日本の麻生政権と違って、次々に大きな手段を講じています。日本がだめなら、中国でというおおらかな考えも必要でしょう。
市内の交通渋滞もオリンピック前に戻っていました。到着日は奇数日ですから、奇数の車しか走れないはずですが、タクシーなどの商業車以外の偶数の自家用車も走っていました。市民からのケレームが多くて、今は規制を止めているようです。春節後にどうなっているか、確認したいと思います。
春節前の今年初めての北京でしたが、仕事の方は、いずれもうまくいきそうで、安心して帰国できそうです。中国に来て感じるのは、みなさんがおおらかであるということです。日本人は、すぐに目先の利益のことをいいます。しかし、かれらはゆったりと取り組み、スピーデイにきちんとやっていれば、必ず国が、周りが儲けさせてくれると言います。事実、そのとおりで、日本人のように目先の利益ばかりにこだわっていると、次の大きな長い利益を掴めなくなります。こういう学ぶべきところは、しっかり学ぶべきだと、今回の北京初出張で思いました。
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