
今回の改定は、約70年ぶりで、1998年から10年がかりで実施しました。中華人民共和国になって初めての改訂作業でした。改訂作業を行って来たのは「孔氏世家譜続終工作協会」で、会長の孔徳墉氏は「これまでで最も充実した体系的な家系図が出来た」と語っています。1937年の前回改訂では約56万人が収録されましたが、今回は女性や外国籍の子孫も収録されました。最も下の世代は遼寧省に住む第83代の少女といいます。孔子の家系図は古くからあり、明代には大規模な改訂を60年ごとに行うことになっていましたが、実際は明代に1回、清代に2回改訂されたのちは中華民国時代の前回が最後になっていました。
中国大使館の孔公使も孔子の子孫と聞いています。孔子が生まれたのは、山東省曲阜でここには、孔子廟、孔林、孔子府があり、直系の子孫は、77代の孔徳成氏まで、孔子府に住んでいたそうです。気が遠くなりそうな作業です。
先日、藤原鎌足を祀る談山神社に行きますと、藤原の一族の姓のリストがありましたが、この中には筆者の姓も入っていました。あの田母神も入っておりました。もっとも日本の場合は、すべての氏族は、源平藤橘の四姓に収斂すると言われていますので、日本人の先祖は、みな同じと言えます。
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