元毎日新聞記者で政治評論家の板垣英憲氏はこうも言っています。
「大メディアは財源をひねり出せなかった以上、マニフェストを見直すのは当然と書いている。小沢氏のマニフェスト至上主義も見直せと言っていますが、3年前の選挙の際、マニフェスト選挙を散々、煽ったのはメディアです。それを反故にしても構わないという論調は、明らかに矛盾しているが、それも小沢憎しからでしょう。政権公約を“守らなくていい”と認める無責任なメディアに今後、一体どんな選挙報道ができるのか。候補者の公約をいくら報じたところで、国民は『守られない公約をメディアはなぜ報道するのか』と不信に思うだけです。政党政治だけでなく、マスコミも瀕死の瀬戸際です」。
朝日新聞は、3年前の総選挙前の社説で〈有権者に具体的な政策の実現を約束し、政権選択を問う。それがマニフェスト選挙の1丁目1番地だ〉と書いた。毎日新聞は、政権交代直後の社説で〈マニフェスト実現が大原則 国民との約束は重い〉と主張した。だとすれば、野田と小沢のどちらに大義があるのか。この一点を見ただけで小沢新党を巡る大マスコミ報道の怪しさが透けて見えてくると報じています。どうやら、大新聞よりもタブロイド版の夕刊紙の方が本筋に近い報道をしているように思います。
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