2012年8月25日土曜日

中国のエコ減税は不調

 中国のテレビを見ていますと、中国の景気も減速気味のためにエコ減税を行い、家電製品の販売を促進しようとしましたが、うまくいっていないようです。テレビ、エアコン、冷蔵庫、それに洗濯機(これは確かではありません)をエコ減税対象商品としました。しかし、エコ減税を始める前と後とで、わずか1.5%しか伸びていません。
エコ減税の対象機種は、電力の消費量が何パーセント以下になっているとかの条件があり、当然、価格は高くなります。
 中国のエコ減税は、ユーザーは電気店から買ったときに還付してもらえます。電気店はメーカーから還付してもらいます。メーカーは国から還付してもらうためにかなりのタイムラグがあります。これが、メーカーには、資金的なかなりの負担となります。
 ユーザーは、エコ減税対象の高級な電気製品を買うほどお金がないということもあり、対象商品を買わずに安い製品を買います。 
さらに電気店は、旧機種の在庫があるためにこれを早く捌きたいという気持ちがあります。これらが、重なって、エコ減税をしても販売が芳しくないようです。

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