2009年2月26日木曜日

日本の富豪

 米経済誌のフォーブズ(電子版)が、19日に「日本の富豪40人」を発表しました。これによりますと、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が、保有資産61億ドル(約5700億円)で初めて首位に立ちました。昨年の6位から5人抜きで首位になりました。2位はパチンコ台メーカーのSANKYOの毒島邦夫名誉会長で52億ドル。昨年首位だった任天堂の山内溥相談約は3位に後退し、資産額は45億ドルでした。40人の資産総額は695億ドルで、昨年5月時点の899億ドルを下回り、40人中28人の資産が目減りしました。23%減です。今回の経済危機は、富豪の人ほど影響が大きかったようです。それでも平均17.37億ドル(約1,560億円)です。しかし、ひとのふところをどうして数えているのでしょう。資産家になるには、会社を興し、成功する以外には、ないようです。それでも、非上場のサントリーの佐治信忠氏が8位に入っているのは、立派です。上場すると、資産額は1位になるでしょう。以前は、堤氏なども入っていましたが、世の流れでしょう。
 参考までに4位以下は、次のとおりでした。4位 森彰、5位 孫正義 、6位 糸山英太郎、7位 三木谷 宏、8位 佐治信忠、9位 武井博子 、18位 永守 重信、19位 森稔、23位 船井哲郎、31位 稲盛和夫、34位 重田康光、37位 豊田章一郎 。稲盛氏が永守氏に抜かれています。本当の資産家は、他人のつけたランクには一喜一憂しないのでしょう。

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