量が多いので、2つに分けました。
消費者金融業界の政治団体である「全国貸金業政治連盟」(全政連)から政治献金を受けていると日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」で伝えられたこともあります。
「真面目」、「誠実」を売りにし、演説の内容が非常に細かく、政策の内容を丁寧に説明します。大下英治の著書によると、民主党の藤田幸久元衆議院議員が有権者に「小泉総理は生命保険のキャッチフレーズを提示したが、岡田代表は約款を読んでいる」と揶揄されたと言われています。
支持者からの贈り物は一切受け取らず、直筆の礼状を添えて送り返していますが、贈り物として届いた伊勢エビを受け取らず腐らせてしまった、生花の贈り物も拒否して枯らしてしまった、という出来事もありました。
無駄な道路を造らないという信念から、2002年、三重県で道路建設促進協議会の顧問就任を拒否しています。そのため、一部では「岡田が反対しているから伊勢大橋の架け替えが遅れている」、「北勢バイパスはなかなかできない」といった怨嗟の声が挙ったこともありました。
「金大中前大統領が言われた未来志向のレールの上をうまく走っていないとすれば、主に日本側に問題があると思う」と 羅鍾一駐日大使との会談中に発言しています。発言の真意は、分かりません。また、ウリ党の当時議長の辛基南氏との会談中には、「日韓両国で共通の歴史教科書を持つ必要があるのではないか。議論の場を作るべきだ」とも述べています。日韓議員連盟に所属し、民主党日韓議員交流委員会顧問を務め、在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟会長にもなっています。このあたりが、岡田氏の心配な点です。非常に頑固で自説を曲げませんので、誤った方向、自国の国益を損なうようなことをしないかなどの不安があります。
2004年6月11日の東シナ海ガス油田問題で中華人民共和国の武大偉大使との会談では、「微妙な問題は信頼関係を大事にしながら話し合うべきだ」と話すなど、外交は、悪く言えば、弱腰です。やや中国寄りの感があり、北京オリンピックを支援する議員の会副会長を務めました。
2005年6月の衆議院予算委員会では、「A級戦犯の祀られた靖国に行くべきではない、私が総理ならば行きません」と発言して対立し、西村眞悟議員から「中国の代弁者をした奴が総理になれる資格が無い!!」と批判されました(なお本人は代表になる前の2000年に参拝、また同党幹事長時代には靖国神社系列の護国神社に参拝しました)。
小沢氏に比べて、金銭には問題が少ないようですが、官僚出身であることが精神構造および判断構造の根っこにあり、政治改革、官僚改革など、明治時代から続いた悪弊を変えることが出来るか、疑問を持っています。多分、かれには出来ないでしょう。小沢氏も変わると宣言しましたが、岡田氏にもこの宣言が必要でしょう。とにかく、今の政治、官僚政治を変えてほしいものです。
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