2月4日、横綱朝青龍が引退しました。度重なる不祥事に、今回は暴力事件で、相撲協会も隠すことは出来なかったのでしょう。西麻布で暴行した際にも警察に行っていたようですが、これを朝青龍側は、隠していたようです。そして、1000万円とも1500万円ともいわれる示談金を渡して、示談書を作成して、相撲協会に提出しました。今は相撲協会関係の10人の理事以外に外部から2人の人が入った理事会での説明では、誤魔化しようがなく、別室で今回は厳しいから自ら引退を申し出ろと諭されたようです。それで、相撲協会からの解雇ではなく、自主的な引退により、名誉も退職金なども確保できたということです。
朝青龍のあとが心配です。白鵬も朝青龍がいたから、緊張して勤まりましたが、一人横綱になると責任も重く、緊張感も切れるでしょう。昔、栃若時代に栃錦が引退すると、若乃花も気力がなくなり、優勝できなくなって、引退しました。朝青龍の引退を聞いて、白鵬も涙を流していましたが、相撲協会、親方も白鵬に対するケアをよほどしないと、今年中に白鵬も引退するということが起こりかねませ。あとは、琴欧州、日馬富士、枇留都(字が違っているかも分かりません)以外にすぐに横綱を目指せそうな人がいません。残念ながら、いずれも日本人ではありません。貴乃花が新理事になったことでもあり、是非、日本力士を育成し、活躍を期待したいものです。相撲協会の不祥事は、おしまいにしないと、有望なひとは、相撲界には行きません。
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