９７歳の現役カメラマン、笹本恒子さん

久しぶりに感動もし、役にも立ちそうです。

６月３日のテレビ東京の「世界の秘境に嫁いだ日本人妻」とそのあとの「ソロモン流」です。ワールドサッカー最終予選とトム・クルーズの「宇宙戦争」の裏番組になり、見る人も少なかったかも分りませんが、見なかった人は、相当に損したと思います。

　日本人妻の方は、よくこういうところで、結婚して生活しているなと感心するばかりですが、ソロモン流で登場した笹本恒子さんには、驚くばかりです。９７歳です。こんなにも若々しい人は、初めて見ました。顔艶もよく、身体もシャッキィとしてあり、服装のセンスもよく、高価なものを着ておられるわけではありませんが、非常にオシャレです。

　日本人女性初の報道カメラマンです。1940年になられたそうです。わたしの生まれる前です。報道カメラマンとしては、いい時代になられたのかもしれません。被写体の政治家も今とは、格が違いすぎます。同じく名字の下は、田ですが、吉田と野田では大違いです。

　笹本さんは、夕張市まで行って市長に会うのですが、その会うまでの時間もじっとしていません。待たされている間も窓から写真を撮っています。非常に好奇心もあり、活動的です。

　そして、食事です。「肉を食べないといけない。とくに脂身も」。ということで、霜降りの牛肉を食べていました。野菜だけではダメだというのです。どこかの評論家に聞かせたいものです。それらの評論家よりもはるかに色艶がよく、健康的な感じがしました。目からウロコです。

　わたしもカメラが好きなので、一度是非お会いして、笹本さんの好きなステーキを一緒に食べたいと思います。赤ワインもお好きなようです。赤ワインは、脳にもよいということで、飲まれていました。