2009年3月9日月曜日

定額給付金

 すったもんだした「定額給付金」が衆院の再可決で給付が決まりました。再可決の翌日から地方の村で支給されたところがあり、給付された人が、テレビのカメラの前で、「とてもうれしい!」と言っていました。このお金は、どこから出たのでしょう。国債です。ただでも信じられないくらいの国の借金があるのにさらに借金です。それをテレビ局は、麻生首相の善政のごときお追従です。日本のテレビ局もおかしいです。すぐ前までは、この2兆円はもっと使い道があるはずと議論していたはずです。小泉元首相の発言にも、正論のように報じていたはずです。ブルーテントで生活している人に給付金が支給されるのか、テレビ局は追跡しません。給付金がもらえるのは、09年2月1日時点で住民基本台帳に記録されている人と、外国人登録原票に登録されている人です。外国人の場合、永住者、日本人の配偶者、就労目的で在留する外国人、留学や研修など非就労目的で在留する人にも支給されます。09年1月末に来日し外国人登録した人でも給付金がもらえるわけです。日本人で困っている人がたくさんいるのに、なぜ、留学生や日本に来てまもない外国人就労者に「血税」を払うのかと、疑問や怒りが渦巻いています。今回の給付金は約220万人の外国人に支払われます。
 こうして見て来ますと、日本の国民は無力です。今や、第1主権者はメディアです。馬鹿な政治家と第1主権者であるメディアに日本は翻弄されています。また、多くの人が自らの判断力を放棄し、テレビに委ねている感があります。テレビ局はもっと考え方に信念と良識を持つべきでしょう。1億総白痴化と言われて久しくなりますが、馬鹿なテレビは見ないということが、視聴者には必要です。それにしても、日本はこれからどうなってゆくのでしょう。そろそろ日本を脱出することを考えた方がいいかも分かりません。

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