
司馬遼太郎氏も書いていますようにロシアは帝政ロシア時代から、いったん手にした領土を元の持ち主に返すようなことはしません。返せば、その首脳は、地位を失います。以前にエリツィン大統領は、日本に歩み寄ろうとして、否定されました。ロシア人の世論調査でも67%が現状維持です。共同統治や日本への売却は1ケタにとどまっています。
領土問題は、手をつけず、現状維持で、日本との経済関係を深めるというのが、ロシアの考え方です。ロシア首脳はロシアの版図は狭すぎるとも考えています。ロシアとの交渉は、相当にタフな人でないと解決は無理でしょう。自分がちょっと行って解決できると思っていったら、どこかの毛も抜かれて帰って来ることになるでしょう。タフな首相が出て来るまで待って、交渉を再開すべきです。
0 件のコメント:
コメントを投稿