2008年12月14日日曜日

生駒市のブラスバンド

 わたしの住む生駒市は、大阪のベッドタウン以外にそれほど取り立てて特徴はありません。強いて言えば、茶道に使う茶筅ぐらいでしょう。日本の90%以上を生産しています。一人当たりの所得も多いようです。
 びっくりしましたのは、ここのブラスバンドのレベルの高いことです。小中学生は長年、ブラスバンドで優秀な成績を収めています。私立ではなく、市立です。中学の部では、生駒中学校が関西代表で出場し、2年連続で金賞(1位)を受賞しました。そして、小学校の部では、桜が丘小、俵口小、あすか野小の市立の3校が関西の代表枠を独占しました。そして、全国大会に出場し、金賞、銀賞を受賞しました。毎年、好成績を収めています。わたしも一度聞きましたが、小学生と思えぬ巧さです。高校生のブラスバンドは裸足になって逃げるくらいです。4年生からでないと入れないようですが、指導は厳しいようです。先生の指導がよく、父兄のサポートもしっかりしているようです。
 指導ぶりを一度見たいと思っていますが、セキュリティが厳しく中に入れません。
 平成22年には、開催予される平城遷都1300年祭にあわせて、地元ゆかりの演奏家とともに音楽祭の開催を計画しています。市長は、生駒市を「音楽の街」にしたいようです。しかし、この小中学校のブラスバンドは、誇りにも思いますし、現状に甘んじることなく、練習に打ち込んでほしいものです。あまりうまくなりすぎますと、親がこどもに与える楽器も非常に高いようです。クラリネットでも60万円くらいするとか。楽器のことは、まったく不案内ですので、この程度のものかどうか分かりません。こども大変ですが、親も大変です。

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