リストラの嵐

正月を前に国内の産業界でリストラの嵐が吹き荒れています。新聞によれば、非正規従業員を中心に削減を検討しているようです。100年に1回起こるかもしれないという不況なので分からないでもありませんが、日本のセーフティネットはどうなったのでしょう。この非正規従業員というのは、ほかにスキルを持っていない人が多いので、職種の転換も難しいようです。オバマ次期大統領は、ビッグ3の救済を訴えています。日本も定額給付金のようなみみっちいことを止めて、もっと実効のある支援をしてほしいものです。2兆円もあれば、夕張も救えるでしょう。そのほか、おかしくなっている市町村も救えます。破産寸前の市町村にお金を投ずるのは、どうかと思いますが、1万2000円のバラマキよりはいいでしょう。少なくとも救われる人がいます。わたしは、60歳以上を過ぎていますので、今回の不況も影響は少ないのですが、正規の職のない人たちは、ほんとに気の毒です。真面目に働きたい人には、きちんとした職場を作ってあげたいものです。こういったことは、やはり国がやるべきことでしょう。

日本IBM	正社員1000人規模で削減
沖電気	正社員300人を削減
レナウン	正社員300人、非正規従業員100人を削減
奥村組	正社員622人を削減
前田建設	正社員525人を削減
大京	正社員450人を削減
日本綜合地所	採用内定取り消し（53人）
西友	正社員622人を削減
日興コーディアル	40歳以上対象に希望退職募集
みずほ証券	正社員622人を削減
トヨタ自動車	非正規従業員5000人減
日産自動車	非正規従業員1500人減
ホンダ	非正規従業員270人減
スズキ	非正規従業員600人減
マツダ	非正規従業員1300人減
三菱自動車	非正規従業員1100人減
富士重工業	非正規従業員500人減
いすゞ自動車	非正規従業員1400人減
日野自動車	非正規従業員500人減
三菱ふそう	非正規従業員500人減
日産ディーゼル	非正規従業員200人減
東芝	半導体子会社の非正規従業員の雇用調整
シャープ	各工場の非正規従業員の雇用調整検討
富士通	半導体子会社の非正規従業員100人削減