2008年12月1日月曜日

ノキアが日本の通信キャリアへ携帯端末の供給停止

1127日、ノキアはNTTドコモとソフトバンクへの携帯端末の供給を打ち切ると発表しました。’07年度の出荷台数は世界No.1の携帯端末メーカーであるのに20万台以下でシェアはわずか0.3%程度でした。これでは、No.1のプライドが許しません。結局、ノキアにとっては、携帯端末のみの供給ではビジネスにならなかったでしょう。日本メーカーであれば、『撤退』の二字しか思いつかないのでしょうが、ノキアはドコモの回線を借りて、MVNOに臨みます。端末は、自社の端末で十分です。まずは、ハイエンドのユーザーの掘り起こしを行います。

 日本の携帯端末メーカーは、撤退するか、合併するか、自然死を待つか、海外に出るかしかありません。日本国内のみであれば、3,4社あれば十分でしょう。この中にどのメーカーが入るか、おおよその見当はつきますが、携帯端末のみを作っているわけではありませんので、撤退するまでには、あと5年はかかるでしょう。

0 件のコメント: