2010年6月30日水曜日

平和な国で日本3位に浮上

「世界平和度指数」が6月8日に発表されました。これはシンクタンクと英経済紙エコノミスト系の調査機関が世界の149カ国を対象に、外国との紛争や国内の殺人事件数、テロの危険性、人権保護の水準、軍事費など23項目の要素を数値化して、07年から発表しているものです。

 この結果、1位はニュージランドで、2位がアイスランド、3位が日本で前年から4つ順位を上げました。日本の減点材料は、北朝鮮や中国との緊張関係です。一方で暴力事件が少なく、テロの危険性も極めて低いということで、治安の良さが評価されました。4位はオーストリア、5位はノルウエー、6位はアイルランド、7位はデンマークとルクセンブルグ、9位はフィンランド、10位はスウェーデンでした。上位10カ国は、日本とニュージランド以外は北欧を中心とした欧州の国々でした。寒いところの方があまり犯罪を起こさないのでしょうか。

 最下位(149位)は、調査が始まって以来、4年連続でイラクでした。北朝鮮は139位、米国は85位、中国はチベット問題などで減点されたのでしょうか、80位でした。隣国の韓国は、北朝鮮と接しているためか、43位でした。 今、サッカーW杯で世界中が騒いでいますが、「平和な国」ベストテンの中にサッカーの強い国は入っていません。サッカーの強い国は、どうも熱くなりやすく、治安の良さには逆行するようです。是非、日本は例外になって欲しいものです。

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