6月16日(水)は、中国では、端午の節句でお休みです。6月16日は、旧暦5月5日に当たります。日本では、男の子の節句となっていますが、中国では、男の子、女の子関係なく、こどもの節句で、こどもの成長を家族、親戚で喜び、祝います。
休みはどうなっているのでしょうか。暦では、⑫ ⑬ 14 15 ⑯ですので、16日は、土日から離れた休日です。ところが、中国は政府の指示により、12日(土)、13日(日)は出勤し、14日(月)、15日(火)を休日として、16日と続けて、3連休としています。
最近、中国は、大型連休をやめています。なぜでしょうか?
内需拡大のためです。大型連休にしますと、海外旅行に行きます。これでは、中国のお金が海外で消費されるだけです。短い連休ですと、海外には行けないので、中国国内を旅行します。中国には、中国国民も知らない名勝地がたくさんあります。もっと中国のきれいなところを国民に見てもらい、自国を知ってもらい、誇りをもってもらおうという深慮もあるようです。
この3連休は、さしもの北京の道路もがらがらでした。みな、国内旅行に出かけたようです。気を利かせた会社や官庁は、13日の午後から、休みをとってもいいことにしていました。おかしいのは、台湾企業で、12日、13日も当然のごとく休み、14日、15日、16日も当然のごとく休み、5連休にしていました。さすがに日本企業は、中国の暦に合わせて休むところがほとんどだったようです。
この短い連休で、それでも海外という中国人は日本に来た人も多く、たくさんお金を遣ってくれたようです。
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