普天間基地の移転問題は、民主党の5月30日の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」で、井上和彦氏がいっそ地上をやめて海上の案を話していました。しかし、これまで自民党が提案していた辺野古浅瀬の埋め立て案とも異なります。
この案は、現在、海上自衛隊がヘリ空母を建築中ですが、長さ248mで、19500トン、これを3隻製造すれば機動洋上基地となり、場所を移動させることも出来、騒音問題その他のいまの問題はすべて解決します。寄港地は、米軍の那覇軍港とします。ここは、日本への返却が決まっており、ここを母港とすればいいのです。出動要請があれば、従来のように普天間基地から飛び立つことなく、ヘリ空母によって移動すればいいのです。機動性も上がります。
肝心の費用ですが、1隻1200億円ですが、辺野古の埋め立て費用のみで2000億円ですので、これにその他の費用を加えると同じくらいの金額になりそうです。
わたしは、ヘリ空母でなくとも、関空を造るときのことを考えればいいでしょう。最終的に、埋め立て方式になっていますが、当時は浮桟橋方式もありました。巨大な船のようなものです。しかし、ヘリポートであれば、関空のような規模の必要はなく、十分に可能と思っていました。これであれば、環境汚染もなく、陸上のような問題もないと思います。
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