香港国際空港は3月31日、航空便の発着数が合計で983便となり、単日として過去最高数を記録しました。これまでの最高は、昨年12月のクリスマス期間に記録した973便でした。当然のことながら、発着数の増加は、空港当局の収益や市内のホテルの稼働率アップにつながります。
3月の香港は、暖かいと思われながら、意に反して、結構寒いために通常は観光のオフシーズンです。しかし、海外の航空各社が乗員の健康確保を理由に日本発着時の滞在時間を短縮し、燃料補給や機体整備などの業務を香港に移管していることが背景にあります。
人材を呼び込むことに加え、当局の迅速な対応が“大震災特需”を香港にもたらしたといえます。
残念なのは、大阪や福岡などにも同じチャンスがあるはずなのですが、まったく動こうとしないことです。チャンスには、もっと貪欲になって欲しいものです。いつもは、東京の風下にあるこれら西南列藩が、地位を取り返すチャンスではないでしょうか。
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