2011年4月21日木曜日

二千円札(1)

 4月のJALの機内誌を見ますと、浅田次郎氏が二千円札に触れていました。なぜ、普及しないのか?アメリカでは、20ドル紙幣もよく使われているのに日本では、ほとんど流通していません。それは、肖像画が使われていないからではないかというわけです。たしかに表は、守礼門です。

浅田氏の提案は、二千円札に限っては、各都道府県で選んだらどうかというわけです。そうすると、少なくともその都道府県だけでは、選んだ二千円札が使われるだろうというわけです。

そこで、誰を選ぶかというわけです。鹿児島は西郷隆盛、高知は坂本竜馬で決まりですが、他の県はなかなか難しい。わが郷里の福岡は、日本が開けた頃から奴国があり、邪馬台国(近畿説は大和)があり、卑弥呼といきたいところですが、これは奈良もすんなりと認めそうにありません。ずっと新しくなって松本清張となると、没後、間がありません。となると、黒田如水か、黒田長政か、総理大臣になったわが先輩の広田弘毅か。菅原道真とすると京都からも一言言われそうです。

 酒の肴にやってみたらどうでしょう。結構、難しい選択です。

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