この数字には、テレビの台数だけではなく、地デジ対応チューナーを内蔵するDVD録画機やケーブルテレビ受信装置も含めています。
ケーブルテレビ加入世帯でDVD録画機あれば、3重で水増しカンウトされていることになります。テレビ単体の普及台数は、 2月7日時点で 6786万台です。
地デジ普及率90.3%はデタラメ
総務省の浸透度調査(10年9月時点)では、地デジ普及率が90.3%となっています。しかし、この数字は、調査対象28万1500世帯のうち26万世帯以上に断られ、応じてくれた1万9000世帯に調査票を郵送して1万3000世帯から戻った回答から出した結果に過ぎません。地デジ化していない世帯は、調査を頼まれた段階で断り、協力していない可能性が極めて高く、真の実態を表していないと思われます。
スカイツリーなら室内アンテナでOK
現在、東京圏で東京タワーから出されている地デジ電波は、13年1月ごろに東京スカイツリーに切り替わるため、今、地デジ放送を見ている人も、それに合わせてアンテナの向きを変えなければなりません。600㍍を超える高さのスカイツリーなら、東京23区内の一戸建ては、屋根などに屋外アンテナを付けなくとも室内アンテナで十分だといいます。地デジ終了を13年まで延期すれば、屋外アンテナに無駄なカネ使う必要がなくなるわけです。
立教大学の砂川浩慶准教授は「何が何でも7月24日にこだわることはありません。現実に即して円滑に移行すればいい」と言い、アナログ終了時期は、「テレビ局の地デジ免許更新時期に合わせ、13年10月31日にすべし」と総務省に提言しています。もっともな話です。
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