2013年3月14日木曜日

チンパンジーも顔色をうかがう

 面白い記事が、2月28日の夕刊フジに出ていました。

 チンパンジーは、ほかのチンパンジーがおびえたり興奮した表情を察知して強い関心を示すことを京都大や東京大、林原類人猿研究センターのチームが実験で初めて明らかにしました。ヒトが他者の顔色をうかがうのと同様の高度なコミュニケーション能力を持つと分析しています。
 実験では、11歳の雌に、数頭のチンパンジーがつくろいでいる写真12枚と、歯をむき出しにするなど感情をあらわにした3枚の写真をまぜながら、モニターで0.8秒ずつ80回見せました。各回に脳波測定した結果、感情をあらわにした写真を見た0.2秒後以降に脳の神経回路の一部が活発に働いていたといいます。平常時と違う情報処理が脳でなされ、特別な注意が向けられたとチームはみています。
 
 この研究が、人類発展の秘密の解明につながるのでしょうか。どういう仮説を立てているのでしょうか。

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