2013年3月24日日曜日

中国の住宅価格が9割の都市で上昇

  もうこれ以上上がらないだろうと思っていましたら、中国の住宅価格が上がったようです。主要70都市のうち、9割を超える66都市で2月の新築住宅価格が前月に比べて上昇したと発表しました。下落したのは浙江省温州市の1都市だけで、雲南省昆明市など3都市が横ばいでした。住宅価格が前月比で上昇した都市の数は1月の53都市から急拡大し、不動産市場の過熱が全国に広がっているといいます。

習近平指導部が掲げる都市化政策への期待感や、景気の持ち直しから不動産開発が拡大しました。住宅価格の高騰を抑えるために政府が不動産市場の引き締め策の強化に動くとの観測が広がり、駆け込みの取引が増加し、かえって価格を押し上げる格好となったようです。

中国の役人も中国の、特に大都市の住宅価格の上昇には、困っています。自分らのもらう給与では、永久に住宅が持てないと、社会問題にもなりつつあります。

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